12年10月8日

倉敷市は控訴を断念し免職を取りけし、改めて停職(6ゕ月)処分に=元消防士

倉敷市は、 差別意識で婚約を破棄したのは、公務員の信用失墜行為とし、消防士を懲戒免職としていましたが、市は4日、処分取り消しを命じた岡山地栽判決を受け入れ控訴を断念しました。当然です!裁判所は、「裁量権の逸脱」と厳しい言葉で判決を下しています。

ところが、「職の信用を傷つける懲戒事由があった」とし、市は改めて停職6ヶ月の処分を出しました。往生ぎわが悪いと言うか、面子を保ったというか、悪あがきもいいとこの処分です。

[追記] 停職処分は免職となった2009・11・30にさかのぼってですので、すでに処分期間はすぎています。消防士は4日、復職しました。

コメント7通 “倉敷市は控訴を断念し免職を取りけし、改めて停職(6ゕ月)処分に=元消防士”

  1. 名無し 12年10月8日 4:37:21 #

    面子を保つため?
    しつこい。くどい。未練がましい。不愉快だ。市民の多くがこういう感情を抱くと想う。

    刑事上では一事不再理というのがあるが、行政上の懲戒ではその類推を働かせないようだ。驚いた。

    倉敷市(長)は見当外れな処分をして消防職員二名とその家族に迷惑かけ、それを詫びない。

    上に立つ者は自分に厳しくするべきだ。
    訴訟を起こして誤った主張をした倉敷市(長)側が、なぜ処分されないのか。
    片手落ちとはこのことか。

  2. 名無し 12年10月8日 8:47:48 #

    法的に通ることなのか弁護士さんに伺ってもらいたいものだ。
    倉敷市ではこういった配慮は無いと見える。

    「懲戒処分の有効要件として,
    ①罪刑法定主義 (不遡及の原則,一事不再理など)
    ②平等取扱いの原則
    ③相当性の原則(労働契約法により明文化) 
    ④適正手続き等
    でその効力の有無が判断されているようです。」

    働く者のQ&A <懲戒処分> rentai-union
    http://www.rentai-union.com/q_a/qa/qd1.html

    「【裁判所の判断】

    ◎本件停職処分は二重処分禁止に違反しない

     いわゆる一事不再理の法理は就業規則の懲戒条項にも該当し、過去の懲戒処分対象行為について重ねて懲戒をすることはできない。」

    【判例東京地判H23.8】 懲戒処分に一事不再理の法理(二重処分禁止)が適用される場合とは | 小金丸人事労務オフィス
    http://www.koganemaru-jinjiroumu.com/announce_10351.html

  3. 大本よし子 12年10月8日 9:45:21 #

    名無し様
    ご指摘の件、弁護士さんに尋ねてみます。復職できたのでいいわで済ませては、今後のためによくないと思います。これは労働組合の存在意義も問われる課題だと思います

  4. 大野 12年10月8日 10:47:43 #

     「どうしても処分したい。懲戒免職が判決で否定されたから、半年の停職処分に引き下げた」というのは、当の職員も、判決を下した裁判所もバカにしたやり方ではないでしょうか?
     不幸にも婚約を破棄された女性が、こんな処分を希望したのでしょうか…?
     差別問題の本当の解決になるのでしょうか…?
     納得することができません。

  5. 名無し 12年10月8日 19:34:35 #

    > 復職できたのでいいわで済ませては、今後のためによくないと思います。

    消防士さんのこれからの職場での処遇にも懲戒処分が影響すると思います。
    また、名誉が毀損されます。
    他の職員も、どこから弾が飛んでくるか分からないような漠然とした不安の中で仕事をしなければならなくなります。

    裁判所が判決し確定した事件について、負けた側がそれに逆らうようなことをしたら、裁判で勝っても、腕力の強い者や権力者の専横を停められなくなります。
    民事だって実は「一事不再理」です。判決が確定したら覆(くつがえ)せないのは同じです。

    また、裁判所が無効にした行政処分を倉敷市(長)が取り消せないのは明らかです。取り消そうにももうその処分は無効ですから。
    つまり、終わっているはずの同じ事件で再度処分したということになります。

    倉敷市が処分するに当たっては十分に調査をされたはずですから、挙げるべき懲戒事由を全て示して手加減せずに処分を下したはずです。
    証拠を小出しして何度も処分するようなことは許されません。

    控訴はしないが処分はもう一度するでは、裁判所とその判決を無視していることになります。
    正直なところ、彼(女)らは正気なのかと疑いたくなります。

  6. 大本よし子 12年10月8日 20:42:06 #

    名無し様
    聞くところによりますと、このような許せないやり方は、最近の大阪市政がはじめで、他の自治体にもこのような例が生まれているとのことです。

  7. 名無し 12年10月8日 21:50:44 #

    裁判所が「このような例」を認容しているとしたら、法的安定性は無くなり、乱暴が支配する後進国に落ちます。役所は落ちて始めているようですね。

    新「自由」主義者は、ホッブズの「自然状態」が理想的な状態と考えているようです。倉敷市(長)も新「自由」主義者に与したのでしょうか?

    全体の果実の極大化より、強者の獲得する果実の際限の無い欲求を満足させようとするのが、新「自由」主義です。不自然な「自然状態」がお好みのようです。人倫・人道とは縁遠くなります。

    橋下・維新などが闊歩するようになったら酷(ひど)い社会になります。

    「自然状態」

    「このような状態では人間は永続的に恐怖と危険に備え続けなければならず、取引によって経済を発展させることは不可能であり、人間の生活は孤独かつ残忍なものとなる。」

    リヴァイアサン (ホッブズ) – Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%B3_%28%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%96%E3%82%BA%29#.E8.87.AA.E7.84.B6.E7.8A.B6.E6.85.8B

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